INTERVIEW

0101
介護のプロから、
空調のプロへ
- T.T.
- 2023年入社 ファシリティ部
PROFILE
学生時代には、社会問題への関心から福祉系の学科を専攻。卒業後は資格を取得して有料老人ホームへ就職し、介護職として6年間勤務したが、やがて「新しい環境に挑戦してみたい」という気持ちが強くなり転職活動を始めた。
Section 01
きっかけは「冷やす」
仕組みへの好奇心
空調業界に興味を持つきっかけは、転職活動時に抱いた、単純な好奇心です。それまで特別意識をしたことはありませんでしたが、ふと「冷蔵庫や空調が物や空間を冷やす仕組み」が気になり調べてみると、冷やしたり暖めたりするその構造自体に関心を持ちました。
構造を調べるうちに、空調のもつ「需要の高さ」にも気付かされました。施設の用途や規模を問わず、空調はどこに行っても必要とされる設備であり、多くの人々の役に立つ存在です。こうしたことを知る中で、次第に「この分野で働いてみたい」という気持ちを抱くようになり、当社に応募しました。当時は「工業高校卒業者や理系出身者でなければ採用されないのではないか」と不安だったので、知識ゼロでも歓迎してくれる当社を見つけた際は、とても嬉しかったことを覚えています。

Section 02
前職で培ったリスク管理の視点を活かす
私は現在、大阪市北区を中心に、契約いただいているお客様の空調設備の保守点検や点検修理、故障対応などを担当しています。契約に基づき、1年、半年、および3ヵ月に1回の定期点検を行うほか、フィルター清掃のみ行う現場もあります。一日に訪れる現場は1〜2ヵ所が最も多く、作業時間は内容によって異なります。短い場合は1時間程度で終わりますが、部品交換など工程が多い場合や施設の規模が大きい場合は数時間かかることもあります。
前職の介護経験は、現在の仕事に活きています。例えば介護の現場では、高齢者が転倒しないようベッドの高さを調整したり床に物がないか確認したりといった「リスク予知」が求められますが、このような視点は脚立を安全に立てる場所を確認したり周囲の環境を整えたりといった今の仕事にも通じる部分があります。

Section 03
大規模なシステムや
専門的な設備にも携わる
入社後は、先輩について学びながら仕事を進めてきました。最初は作業を見て学び、次に簡単な部分を少しずつ任され、最終的には一人である程度の作業を担当できるようになりました。例えば、室外機のファンやモーターの交換、温度センサーの交換、壁に設置されたリモコンの調整といった比較的簡単な作業は、既に一人で対応することができます。また、空調の仕事は大規模なビルの設備に関わることが多く、ときには室内機が10台以上連動している「ビルマルチエアコン」や、冷たい水や温かい水を作りそれを循環させることで空調を制御する「セントラル空調」などの専門的な設備に触れることもあります。幅広いフィールドをもつ「空調の世界」をこれからも楽しみながら、プロとして成長していきたいと思います。
TIME SCHEDULE
ある一日のスケジュール
9:00
- 出社
- 9時から朝礼を行い、その後で前日までに済ませておいた準備や段取りを確認します。
10:00
- 点検
- 現場では、主に空調点検を行っています。点検対象は室外機や室内機、および冷凍機が中心で、設備の規模によって作業時間が異なります。大規模な施設の場合、作業が数時間に及ぶこともあります。
12:00
- 昼休み
- 昼休憩は12時頃を予定することが多いですが、現場の進捗や作業内容によっては時間が前後することがあります。長時間の作業となる場合は、短い休憩を複数回取ることもあります。
13:00
- 定期点検
- 午後も引き続き現場作業を行います。空調設備の保守点検では、不具合が見つかった際には部品交換や追加作業を行うことがあります。また、作業対象となる機械の数や種類が多い場合、エラーコードやアドレス情報を基に問題箇所を特定し、効率的に対処することもあります。
16:30
- 帰社
- 作業終了後は、事務所に戻り日報や作業報告書を作成することがあります。また、現場からそのまま直帰することもあり、その日のスケジュールや翌日の準備状況によって柔軟に対応しています。
17:30
- 退社
2WEEKS & TIME SCHEDULE
2WEEKS & TIME SCHEDULE
1st WEEK
2nd WEEK
OFF-TIME
愛用のクロスバイクで10数キロを走破
自転車に乗ることが趣味です。GIANT製のクロスバイクに乗り、片道
15〜20キロほどの距離を走ることがよくあります。最近では、自宅から実家まで片道18〜19キロを自転車で往復しました。また、草野球も楽しんでいて、野球観戦では主にパ・リーグの試合を見るのが好きです。

Recommend